日記(6月なのさ)
■6月某日
本日、ヨガスタジオに行く。
肩凝りがひどくてつらいので、
DVDを見ながら独学でくねくねとやっていたのだけれども、
整体師の先生がやはりこういうものはちゃんとした指導を受けた方がよい、
とおっしゃったので行く気になった。
行ってまず皆さんのヨガウエアが素敵なのに驚き、
ロビーに売っていたウエアの高いのに驚き。
そりゃ、格好いいわな、タンクトップに9000円も出せば。
スタジオに入って皆さんの体がすっごく軟らかいのに驚き。
こりゃ、まずったかな。もう一つ下のクラスに入るべきだったか。
ポーズを次々に取る若く美しいお嬢さん方に混じり、
冴えない中年オンナの私もがむばってみるのであった。
なんでも本から入るのは学者の性。
とりあえず本だけは読んでいるので、「なになにのポーズ」と
言われればその形は思い浮べられるものの、
イメージできるのと、体をその形にするのとはまた別ものなわけで。
夜には会議。メンバーが優秀なので、さくさくっと終る。
やっぱり大学仕事を何をするか、ではなく、
誰とするか、なんだなあ。
■6月某日
う。からだ、痛い。ヨガの、後遺症。う。
先日のスペイン料理に触発され、スペイン風にんにくスープを作る。
にんにくを、うわ、そんなに、というくらいスライスして、
オリーブオイルで軽く炒め、
テキトーに角切りにしたトマトを入れて一混ぜして火を止める。
そのまま余熱で水分を出し、
くず野菜と鶏肉を煮だしたスープにブイヨンキューブを入れ、
そこににんにくとトマトをぶちこみ、
テキトーに角切りしたバゲットをどっちゃり入れて煮る。
優しい、スペインのお袋の味。日本で言うならおじやか。
本場のスープはトマトを入れないのだそうだが、
これはフランス経由のレシピらしい。
簡単で、おいしい。
■6月某日
商店街を歩いていたら、深紅のミニバラがあったので一鉢買い求めた。
前回はうどんこ病にやられたので、薬剤も一緒に購入。
ハーブの根っこに青虫を発見したので、その駆除剤も。
自分で育ててみるとわかるけれど、
美しいイングリッシュガーデンの、その美しさを保つためには、
大量の薬剤が必要なんだろう。
狭いベランダでは、蝶々もてんとう虫も大敵になってしまう。
本日は二食とも同じメニュー。
玄米、あさりと大根のみそ汁、紫タマネギのサラダ、大根葉とじゃこのふりかけ。
■6月某日
雨が続いているから、なんとなく体調が良くない。
頭の調子もよくない。書いても書いてもパッとしない。
あまりに行き詰まるので、アロマを焚く。
廊下にコンセントを差し込むポットをつけ、仕事部屋にはキャンドルのポット。
ゼラニュウムに集中力のためのローズマリーを入れ、
ゼラニュウムのしつこさを少し緩和するためにグレープフルーツを混ぜる。
別にこれでものすごく仕事がはかどるわけではないが、
仕事のためになにかした、というその感じが重要なわけで。
■6月某日
二度目のヨガ・スタジオ。
今度はビギナーのクラスで、衣装も少し地味め。
ポーズそのものより流れを重視したクラスらしく、よく動く。
ぜえ、はあ。ぜえ、はあ。
家に帰って少し眠って、仕事再開。
朝に仕込んでおいたロールキャベツが、
いい具合にとろとろになったころ、夕食。
■6月某日
今期のドラマで続いたのは3つで、「ぼくの妹」、「Boss」、「臨場」。
「Boss 」は明らかに当て書き脚本、メンツも「離婚弁護士」とほぼ同じ。
テンポも演技もほぼ同じながら、それでも見られるのは、
天海祐希の見せ方を心得た本書きさんだからだろう。
「ぼくの妹」の魅力は俳優陣。
オダギリジョーは安定感がある。細かい表情がよい。
千原ジュニアも秀逸。ただ、こちらは演技力というよりは、
むしろ彼の素のなかにあった闇の部分をうまく引っ張りだした、
企画勝ちか。
長澤まさみは、もう長澤まさみとしか言いようがなく、
素でもないけど、かといって演技というほどでもない、
あえて言うならタレントのお仕事だった。
「臨場」。可もなく不可もなく。
最後に向かって良くなっている感じ。
よくできた脚本/俳優陣でも、まったくcomic reliefのないものは、
私にはちょっとつらい。
夜眠る前に重いものは見たくない。
ま、一緒に見てる人がいれば、
いろいろ感想を言い合ってそれなりの処理ができるのだろうが、
一人で抱えて眠るのは御免被りたい、というところ。