日記(7月なかば)
■7月 快晴
もともと寝付きが悪い方ではないが、最近は寝る前のヨガが利いているのか、
こてんと寝て、比較的すっと起きられる。
ただ、朝は体がガチガチに固まっている。
背中は板を入れているかのようだ。
去年はこんなことはなかったのに。
あーあ、年やなあ。ヨガがんばろ。
冬のカーペットをようやくクリーニングに持っていく。
雨続きで持っていけなかったのである。
でもあっちい。
お昼は海老のチリソースをつくり、
セロリ、トマト、タマネギ、コーンを入れたレンズ豆のサラダを添える。
■7月 快晴続く
このところ書き仕事はお休みで、書くためのネタ準備をしている。
本日は久々の食いしん坊お食事会なのでお昼は軽め。
するすると素麺をすすりつつ、
ネットでかき集められる限りの文献情報を集める。
午後の読み仕事は少し早めに終え、
待ち合わせは青山の「椿」である。
松の実の粥から始まり、いちじくの上にまろやかな味噌だれをかけて焼いたもの、
新ぎんなんの入った稚鮎の南蛮漬け。
お酒は濁り酒のスパークリング。
濁り酒の味は大好きなので、下戸ながら少しずついただく。
もちろん、季節の鮎の塩焼き。
猿のこしかけか、と見まごうばかりの巨大松茸は、
鱧と一緒に。ふじみなのおひたし。
〆は一番のお目当て、鮎ご飯。
満腹、満足。
■7月 くもり
よく寝ているはずなのに、お肌の調子がよろしくない。
なんだ、この目のふちのブツブツは。
年を意識させられることの多い昨今である。
さっそく薬屋でビタミンのサプリメントを買い、
スーパーでトマトジュースを買う。
夜は会議だったので、夕食は会議弁当。
決して味が悪いわけではないけど、
これから会議が始まるときにおいしく食事が取れるはずもない。
そんな風にしか消費されない料理は本当に気の毒だ。
■7月 曇りのち雨
久しぶりに朝のヨガクラスを入れた。
インストラクターの方々は決してみなほっそりしておられるわけではない。
だが、筋肉のひきしまった、それでいて脂肪が残った、
実に魅力的な肢体をお持ちである。
それぞれに年を重ねて、それが皮膚の表面を薄く覆ってはいるものの、
その下にはしなやかな筋肉が透けて見える。
皮膚だけをピンと張るようなアンチ・エイジングをやるより、
こっちの方が私には魅力的に思える。
午後は友人が来て、資料を机に積み重ねつつ、研究会をやる。
普段、あまり家に人を呼ぶことはないのだが、
必要な資料がすぐある場所で、ネットが使える、となると、
我が家しかない。
二人ともサバティカル中なので、研究の話が思う存分できるのがよい。
大学の仕事をしていると、顔を見合わせても組織の愚痴や、
学生や授業に関する個別のことを話してしまって、
なかなか研究の方にギアが変えられなかったりする。
つまるところ、どちらも器用ではないのだな。
■7月 また雨
ディルを買って、その残りがあるので、
キュウリとセロリとハムのディルサラダを大量に作る。
一日、なんとなく集中できず。
しょうがないので、
ぼんやりiPodで小説の朗読を聞きながら、
資料を整理したり、年表を作ったり、頭を使わない仕事をする。
■7月 晴れ
お昼からライブに行くので、朝は早めに起きて資料読み。
ライブハウスにもランチメニューはあるようだが、
そこで食べるのはちょっと嫌なので、
11時ごろにLifeレシピのスパゲティ・ナポリタンを作って食す。
さて、赤坂。
クラシック専門のライブハウスである。
寡聞にしてそんなものが存在するとはまったく知らず。
20人入るかどうか、というサイズ。
マイミクの歌手戸田昭子さんが、ダンナさんとお子さんで作っておられるユニット、
「リム」のコンサートである。
そこに、テルミンなる楽器の演奏が加わる。
これまた寡聞にしてそんな楽器が存在するとはまったく知らず。
空中で優雅に手を動かす演奏者の三毛子さんを見て、
弦がそこに張ってあるのかと思いきや、
世界初の電子楽器なのだそうな。
Wikiによれば、
「テルミンの音程を生成する部分にはコルピッツ発振回路のようなコンデンサをもつ高周波の発振回路が2つ組み込まれ、これらはわずかに違う周波数を持つよう調整される。これらの発振回路の出力を組み合わせ、それが発生する低周波の可聴域のうなりを音に変換するのがテルミンの原理である。一方の発振回路のコンデンサ部分はアンテナの1本に接続されており、アンテナに手をかざして手とアンテナとの間の距離を変えると、静電容量が変化して発振周波数が変わる。これにより、うなりの周波数も変化して音程も変わることになる。もう一方のアンテナによる音量の変化も、同様に2つの発振器と静電容量変化により発振周波数が変わることを利用している。」
のだそうです。だから演奏者の手が動いている空間に弦は無いのだった。
「リム」の良さは、前のエントリーで書いた通りだが、
あまりうまく書けていないなあ、と自分でも思う。
「家族」ってことがポイントじゃないのだ。
それがちゃんと出ていない。
たるい書き手だな、私。