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July 21, 2010

久しぶりの日記(7月前半)


木曜日の朝だけは、ベッドのなかで「ゲゲゲの女房」を見ることを
自分に許している。
背中が板のようになっているのをほぐしつつ、
絵に描いたような貧乏をテレビの中に見る。
数週間後には抜け出していることを視聴者全員が了解している、
予定調和の貧乏である。

客員教員で来たスタンフォードの友人が、
「西海岸で一番おいしい」コーヒーを持ってきてくれたので、
それをいれてみる。
少し濃いめに、というご指示通り、いつもより分量を多くしてみた。
なるほど、おいしい。
明日はもう少しだけ濃くしてみよう。

さて、ワークショップ関連のメールを数本書かねばならぬ。
お仕事、お仕事。


伸び放題でぼうぼうになってしまった髪を切りに美容院へ。
初めてのところだけど、担当のおにいさんがちょいとかっこいい。
手入れしないんですか、と呆れられる。
特にトリートメントもしないし、ムースも嫌い。

「手がかからなくてもちゃんとなる髪型」をお願いする。
ショート、お似合いになると思いますよ、とかっこいいおにいさんが
言ってくれるので、あらそう、とその気になり、
かなりばっさりと切る。

大正時代のモガみたいになった。
来週の授業、谷崎潤一郎の『痴人の愛』だからまあよかろ。


卒業生のAが訪ねて来る。
私のクラスにいたときもよく喋り、なかなか黙らせるのに苦労をしたが、
相変わらずよく喋る。
一時間半をほとんど一人で喋りまくって帰った。
University of Michigan で院生をやっているのだとかで、
院生用のアパートの話をしようとするから、
「知ってるよ、だって、私はAnn Arborに5年も住んでたんだよ」
というと驚いている。

一つ授業を取っただけの付き合いでも、
こうして来てくれる。
ええ商売やな、教師というのは。

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