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April 07, 2011

<ことば>ノート授業版更新(と近況)


1946年〜48年にかけてのさまざまな雑誌を読み漁っている。
戦争が終わり、明るい復興の掛け声と先行きの見えない不安が、
渦巻いていた時期に人々はどのように何を考えようとしていたのか。

今まで私たちが前提としていた生活の基礎が崩れつつある時だからこそ。
そして何を前提としてよいかわからない今だからこそ。


授業の開始が5月に延期になったので、全授業のシラバスを組み直している。
そのうちの一部を授業版にアップ。
来週からはサブゼミを始める。


武田泰淳の1951年の短編についての論文を今月中にあげなければならない。
敗戦を世界規模で考えようとした作家、
それでいて卑近な生活の手触りを描く風俗小説の手法も手放さなかった作家。


あと、書評が一つ。
人がものを<書くこと>に関する刺激的な著書について書く。


自分にできることを、できるペースで、地道に。
まわりの人の眼を気にした自粛はしない。
ただ、さまざまなものを亡くした人々に思いをはせながら、
自分の生活がどこまで縮小可能か、それを必死で考えること。


週末は、アメリカの土産を持って京都の老親を訪ねる。
もうかの地には行くことができないであろう彼等に、
せめてもの写真、100枚。

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